top of page

手紙

 作詞・作曲 渡部祥一朗

 

夕暮れが夜空に変わる頃 街には静かな唄が鳴り響いていて

短い唄は君の小さな心に届いて振り返る 懐かしいあの日の香り

 

出会った時の君がくれた手紙 今でも胸の中に大切に仕舞ってあるよ

 

きっと君の笑顔が途切れないように きっと涙を流さないように

冷たい風が君に吹くのなら 僕が立ち止まって温かい手を伸ばすよ

 

握り締めた僕の手の中に 確かなぬくもりが欲しくて

見上げた昼下がりの 空は高く見えた

夕日が赤く染めた道を 歩くいつもの帰り道

夕焼けのように君を 包み込めますように

 

 

僕はすぐに心を隠してしまうから 言葉を唄にしかできなくて

言葉にできない思いを綴って 君の心に響くように伝わるように

 

大切なものに気づいてほしいから 今を恐れたりしないで

沢山の喜びも悲しい時も 遠く離れていてもいつも君の近くにいるから

 

雨の中で咲く花は 風にも日差しにも弱く

こぼれた雫は 雨なのか涙なのか

君が辛く悲しい時 涙を笑顔に変えるから

強く咲いていて あの向日葵のように

 

君の好きな 向日葵のように

次へ

試聴

前へ

bottom of page